卓上扇風機

職場で使う、卓上扇風機を自作パソコンの余り部品を使って作ってみました。
購入したのは、100均のスマホホルダだけ。

送風面は、こんな感じですね。
元々パソコン用の静音冷却ファンで、最大回転数が2000rpmだったかな・・・
5年前に購入したFANですからね、詳細スペックは失念しました。
4端子型で回転制御が可能で、400~2000rpmの間で調整できます。

裏側はこんな感じです。
背中に制御基板を背負ってます。

ファンの接続端子は3つあり、FAN1が温度による自動回転制御
ディップスイッチ1 (TFL) をONにすると、40%~100%の間で回転が変かします。
OFFだと、20%〜100%で回転が変わります。
ディップスイッチ2,3 (TP1,TP2) をOFFにすると、35℃まで40%出力、
その後、45℃でフルパワーになる設定です。
パソコンの筐体内部なら45℃はあり得ますが、通常の空間で45℃は無いですね。
35℃すら生活温度ではありませんから、ず~と40%出力・・・・

左下中央付近の黒い出っ張りがサーミスタ(温度センサー)です。
温度により抵抗値が変るセンサーで、温度が上がると抵抗値が下がるんじゃなかったかな?
そうなると、適当な容量の抵抗を並列接続すれば、見掛け上感知温度を下げられるはず・・・
サーミスタの内部抵抗は、室温20℃で約50KΩでした。
さて、何Ωまで下げれば回転が上がり始めるのか・・・
TP1,TP2は初期設定のOFF,OFF のままで、100KΩを並列に入れてみましょう。
合成抵抗は、33.3KΩになりますが・・・・回転に変化無し。
90KΩを並列に入れてみると、若干回転が上がりました。
この時の合成抵抗は、32.1KΩ、この辺で良さそうです。
温度が上がれば、サーミスタの内部抵抗が下がって、徐々に回転が上がるはず。
ま!基板上の半固定抵抗で回転速度の調整ができる、FAN2とFAN3を使う事もでいますからね。

回転低下警告用のブザーは正常に働くと思います。
700~800rpmを下回ると、警告音がなります。
試しに警告が動作するスイッチを入れてみると・・・鳴りっぱなし。
こりゃ、かなりの低速で回ってますね。
低回転の静音ファンですから、良い感じの風量でも、700rpm以下と言う事ですね。
即座に監視スイッチOFF・・・・ファンを替えたら再度ためしてみます。

さて、今年の夏も暑くなりそうです、できるだけ快適に仕事がしたいですね。