レモン彗星(画像処理と機材)
今日は、快晴でした。
西の空に、全く雲がありません。
最高のコンディションです。

西の空に、太陽が沈みます。
彗星の位置は、左側の屋根の上に見えている、木の上あたりに有るはずです。
今は真西より少し南寄りに太陽が沈みます。
真西は、太陽が沈んだ位置から北に15度~20度くらいでしょうか・・・・
いつものように、彗星を探して、最大望遠、赤道儀が自動追尾してくれるので、
一度方向を合わせれば、放置で大丈夫。

これが、赤道儀です。
丈夫な三脚に大型の自由雲台、極力グラ付きを抑える必要があります。

コンパスで、北極星の方向と仰角にセットします。

角度は大体、35度。

赤道儀本体にも、仰角調整用のゲージが付いてます。
方位と仰角をセットしたら実際に星を撮影して微調整します。
30秒程解放撮影して、星が点として撮影できる角度に微調整して、いよいよ撮影開始です。
これでも長時間撮影すると、少しづつずれるんですよね。
インターバル撮影で、200枚程、自動撮影後、画像処理を行いました。

ソフトで処理するんですが、これがまた・・・天体処理の専門用語が沢山。
なんにしても専門用語って、ついて回りますね。
20枚程、重ね合わせて、ノイズを除去。
複数枚重ねる事で、星かノイズかが判断できるようになり、
不要なノイズをカットできます。
見えなかった星も見えてくるんですね。
前に紹介した、レモン彗星の写真より格段に星の数が多いし、尾も長い。
これは、縦撮りしたほうが良さそうです。
もう少し色が出ないか、調整して見ることにしましょう。