包丁研ぎ

2021年6月14日

釣りも終わって、捌きも終了、次回の釣りに向けて、包丁の手入れをする事にしました。
今回使ったのは・・・・
1.釣り場で持ち帰る際に処理する、ナイフ
2.帰宅して、魚捌きに使った、蚊焼包丁
3.普段使いのステンレス包丁
一番切れなくなるのが、1番の釣り場で使うナイフです。
ついでですから、全て研ぎ直してみましょう。
磨きは、800番、1000番、4000番、8000番で順番に仕上げます。
刃こぼれが無かったら、1000番からスタートで大丈夫です。
処理環境が磯ですからね、使い方が適当です。
このナイフに求められる機能は、そこそこ切れて、錆びない事。
ブレードの鋼材は、H-1鋼で、錆びない代わりに柔らかい鋼材です。
現場で一晩塩水に浸けたまま放置しても錆びが出ません。

柔らかいステンレスですから、研ぎ安いですが、切れ味が長持ちしないのが難点です。
一度釣りで使うと、次回釣行用に研ぎ直しが必須となります。
使い方が荒いからかも・・・

さて、次は帰宅してから、魚捌きに使う、鉄包丁。
長崎なら普段使いの包丁として有名な、「蚊焼」です。
魚卸しなら、鉄包丁です。
切れ味も良く、魚の身を崩さずに、卸す事ができます。
通常料理人が使う、出刃包丁や柳刃包丁とは違い、両刃の包丁です。
同じ蚊焼の柳刃と片刃の柳刃も持ってますが、普通に登場するのは普段使いのこの包丁が多いです。
魚が大きい時は、刃渡りの長い柳刃が登場しますが、今回は小物多かったですからね・・・
せっかく砥石を出しましたから、普通に台所で料理で使う、牛刀も磨き直す事にしましょう。
こちらはステンレス製で、錆びにくい包丁と言えます。
普通に使ったら、軽く洗って包丁立てに立てるだけ。
お手軽で手入れも簡単です。

切刃は片刃包丁と同じ感じで刃付けしてあります。
片面を念入りに研いで、最後に裏側からバリを取る感じでしょうか・・・・
鋼材は、ステンレス鋼としては硬めの、ATS-34が使われてます。
素人が購入できるブレードだとこの辺が限界ですね。
ZDP-189と言う鋼材もありますが、お値段が半端ない金額に跳ね上がります。
ATS-34の包丁の3倍~4倍の値段になります。
家庭で普通に使うステンレス包丁なら、ATS-34で十分でしょう。
包丁を研いでいて思うのですが、皆さんご自宅の包丁の手入れってどうされてますか・・・・

さて、次回釣行用のナイフの準備も完了しました。
次回釣行は今月末でしょうか、梅雨ですからね天気と相談しながら無理せず出掛けたいと思います。

釣り,食べ物

Posted by papas