1万2千基以上の人工衛星で星が見えない
今日のニュースのタイトルの一つ「1万2千基以上の人工衛星で星がみえない」とタイトルがありました。
そんなに、飛んでるのか~と驚く一方、ここ三年で急増し、二倍に増えたとか・・・
1万2千基は、運用中の人工衛星で、故障して墓場軌道に移された衛星も含めると、
1万5千基になるそうな・・・
思ったより、ポンポン打ち上げてるんですね。
これは、前回彗星を撮影した時の写真ですが、斜めに横切る人工衛星が映り込んでます。
飛行機の場合、光が点滅するので、点線に写るんですが、点滅が確認出来ない事を考えると、
人工衛星で間違いないでしょう。
彗星は、太陽の近くを通過する時、尾が伸びるので、どうしても夕暮れ時の撮影が多くなります。
夕暮れ時は、人工衛星にも太陽の光が当たっているので、写真に写り込むんですが、
低軌道を飛ぶ人工衛星は、夜中だと地球の影に入ってしまい飛んでる事すら確認できません。
それでも、そこに有るわけで・・・・観測中の星を横切る事も、多々ありそうです。
また、暗い星を観測している時は、通常映り込まない影も、光として認識してしまうかもしれません。
現在GPSをはじめとして、それが無いと生活が成り立たない程に身近になっている人工衛星ですが、
いろいろと問題を抱えてるようですね。