サザエ

2021年8月17日

お盆の里帰りで実家に戻っている時に、五島(福江)の親戚からサザエが贈られてきました。
初盆のお返しみたいなんですが、お盆前からの長雨で、到着が一日遅延。
生ものですからね、恐る恐る梱包を解くと、少し元気の無い個体が数匹。
発泡スチロールの底辺に、くっついてた個体は元気そうです。
久し振りに、サザエの刺身が頂けます。

この写真は、壺焼きにしたものですが・・・・
生きたサザエを刺身に取ると言っても敵はキッチリふたを閉じてます。
ボヤーッと半開きの奴を捜す手もありますが元気な奴ほど瞬時にふたを閉じますね。
狙い所は、黄色い目印の部分です。
このあたりに、貝柱があります。
バターナイフが良いかもしれません、スパッと迷うこと無く突っ込んで、
殻に沿ってグリグリすれば、貝柱が切れます。
切れると、筋肉質なよく動き回っている部分が外れて取れます。

そこで止めてしまうと、上の写真の柔らかい貝柱を捨ててしまう事になるので、
指を貝殻に突っ込んで、最初の写真の黄色いマーカー部分を探ると、貝柱が解るはずです。
手でも剥がれるので、力強く剥ぎ取りましょう。

取れた貝柱と、筋肉質な部分を塩で揉んでヌメリと汚れを落としてから、
食べやすい大きさに切りましょう。
筋肉質な動き回る部分は堅いので、薄造りがお勧めです。
この大きさなら3個も裁けばOKでしょう。

さて、こちらは定番の壺焼きです。
今回は直火での焼きはやめて、蒸すことにしました。
開口部を上にして、口に醤油を少々。
沸騰10分で良い感じに出来上がります。

こんな、ナイフがあると良いですね。
このナイフには刃は付いてません、牡蠣焼き用のナイフです。
最初の写真の、黄色い部分にブッ刺して一発で取れます。
蒸すと貝柱は綺麗に外れてます、焦げ付きもないので簡単に抜けます。

残った身の部分を切り分けで、明日のサザエの炊き込みご飯の種が完成しました。
漬け汁は、サザエの壺から集めました。
と言う事で、今夜は、サザエの炊き込みご飯です。

と言う事で、炊き込みご飯、完成。
お尻の先っぽも炊き込みました。
好き嫌いが分かれる部分ですが、コクが出て美味しい部分です。

新鮮なサザエが手に入ったら、お刺身にチャレンジしては如何でしょうか。

食べ物

Posted by papas