バイクメンテナンス
走行距離４万キロを前に、バイクのメンテナンスを行います。
お店にお願いしたメンテナンスは、既にご紹介しましたが、ここからは、
自分で出来るメンテナンス。
先ずは、エアーフィルタ交換から始めましょう。
バイクの右側面のパネルを外します。
ここを外して、パネル上部を引き出し、全体を引き下げると素直に外れます。
中央部分のネジ止めを外すと、エアーフィルタが出てきます。
フィルタは金具でテンションを掛けた状態でマウントされています。
更に、内部の金具を外して、こんな感じです。
外のフィルタ部分だけを交換します。
はい！交換準備完了。
はい、取り替え完了です。
ここまでは良かったのですが、フタを閉めて、側面のパネルを固定する段階で問題発生。
ゴムのジョイントに押し込むのですが、押し込むスペースがありません。
仕方なく、シートを外す事にしました。
リアタイヤ下を覗き込むと、ボルトが二つ。
この二つのボルトで固定されています。
はい、外れました。
この状態で、燃料タンクの横に固定された、フロントカウルを緩めます。
サイドパネルと共締めして、作業完了。
さて、次は、オイル交換です。
上の黒いネジが注油口。
右下の、オイル量確認窓の左の出っ張りに、オイルフィルタが収められています。
さて、フィルタ交換前に、ドレインプラグを外して、オイルを抜きます。
だいぶ出方が緩やかになりました。
今回はフランジングも兼ねて、オイル交換、走行して200K程度しか走ってませんから、
廃油も綺麗な物です。
適当に、オイルが抜けたところで、オイルフィルタを交換しましょう。
エンジン横の1300cm3が通常のオイル交換量です。
今回はオイルフィルタも交換ですから、1400cm3程入れます。
フィルタを抜き取ると、こんな構造になってます。
一緒にOリングも交換します。
こちらは、大きい方のOリングです。
そして、エンジン側に小さなOリングをセットして、新品のフィルタを戻します。
さて、組み上げてフィルタ交換終了。
三点絞めのオイルフィルタエレメントカバーの締め付けトルクが微妙です。
素材は、薄目のアルミ製だと思うので、締め付けすぎは禁物。
すぐに変形してしまいます。
ここは、マニュアルを確認して慎重に、締め付けトルクは、1.0Kg/m (10Nm)
エンジンオイルドレインボルトは、2.0Kg/m (20Nm)
締め付けトルクは気を付けないと、ねじ切ってしまう恐れがあります。
ドレインボルトは丈夫ですが、オイルフィルタエレメントカバーは要注意です。
さて、ここで日が差し込んできました。
今日は日差しが厳しいので、ここまで・・・・
クラッチ周りの調整整備と、ドライブチェーンの注油は次回にしましょう。