柚子胡椒(2)

2021年9月22日

前回大量に作った柚子胡椒、子供達に送ったり、
あちらこちらに、お裾分けしてたら、残りわずかになりました。
今回は、少し違う方法と、来年のために作り方を記録してみます。
そう、コレが本来の Weblog なのです。

今回は、前に作った時より一袋少ない、3袋
一袋に8個入ってましたから、24個で柚子胡椒を作ります。

先ずは、水洗いして汚れを落とし、塩水にしばらく浸し殺菌します。
上下を入れ替えながらしばらく浸します。

次に、ピーラーで皮を削り取るのですが、今回ここで一工夫。
ピーラーを軽く引くように動かして、皮を薄く剥ぎ取ります。
果皮には、リモネンという精油成分(エッセンシャルオイル)が含まれています。
香り成分も果皮の袋状の部分に有ると思われるので、袋状の部分を半分に切る感じで薄皮を削ります。
次にもう一度、白い薄皮に届くか届かないか程度に削ります。
スッゴい大変な事をやってる感じですが、雰囲気です。
でも、上の写真の一番上の柚子は良い感じで削れてます。
左半分が一回目、右半分が二回目です。

削り続けると、こんな感じで積み上がってきます。
今回は、5個剥いたら、塩を小さじ一杯、パラパラと振りかけます。
それを続けて、上の写真は、最後の柚子を剥き終わった後に一振りした所です。
この後、良くかき混ぜて塩分を馴染ませましょう。
ここでお気付きと思いますが、通常ネットで調べると、柚子と唐辛子、総重量の20%の塩を入れると書かれてるのですが、私の場合、非常に少ないです。
多分5%有るのかな~~だから、冷蔵では日持ちしません。
必ず小瓶に取って短時間で使い切る。
残りは、冷凍保存です。

ここで、削り終わった柚子を半分に切って、果汁を集めます。
水分は、皮と果汁のみ。
果汁は濾し網を通して、できるだけ不純物を取り除いておきます。

そして、島唐辛子の出番です。
ここからは、ビニール手袋と、マスクが必需品。
涙ポロポロ、クシャミ連発、最後は鼻水まで出てくるので、しっかり装備で始めましょう。
今回は、24個の柚子に、島唐辛子の中を、赤×8、黄×8で混ぜます。
島唐辛子を半分に切って、種を取り除いた状態が上の写真です。
通常の唐辛子だと、こんなもんでは辛さが足りないのですが、
そこは島唐辛子、マスクが必要な程に強烈な辛さです。

できるだけ、小さなみじん切りにして、更に粗めの濾し網(ミソ用)に入れて、果汁を加えて、すりこ木で潰しながら、削った柚子に入れていきます。
ここまで終わると、装備品(手袋、マスク)を外しても大丈夫。
島唐辛子を甘く見てはいけません。

ここまで来たら、小休止、しばらく馴染ませましょう。

そして、こいつの出番です。
今回も、スライサーで細切れにした後もう一つのアイテム、ミルを使って更に粉砕しました。

そして、コレも初めての試み、余分な水分除去にピチットシートを使ってみました。
水分だけが抜けるはずなのですが・・・・
今回は5時間程でもう一回新品のシートに入れ替え、かなり水分が抜けた感じです。

毎年、やり方が違って、味も若干変わるので、今年はログに残す事にしました。
来年はコレを見て、更なる工夫をして見ましょう・・・・
ま!それ程、味には大差無さそうですけど、自己満足の世界です。

<熟成三日後の感想>
前回作成した柚子胡椒より香りが少ない気がします。
ひょっとすると、ピチットシートって、臭み取りの効果があるのかもしれません。
本来、魚を包んで、臭みと水分を抜くのが目的ですからね・・・・失敗したかも。

で!来年は、水分に気をつけて、脱水の必要が無いように作る事にします。

食べ物

Posted by papas