移動運用ポータブル電源(4)

さて、前回の運用では、送信出力を5Wに絞って運用時間の測定を行いましたが、
限界まで使いませんでした。
今回は、送信出力を25Wまで上げて、限界まで使ってみる事にします。

取り敢えず、運用スタートまでの状態です。
やはり、電力消費が大きいですね。
5W運用では、2.6A前後だったのが、25W運用だと、5.3Aを消費します。
電力換算で70W強・・・・これは辛そうです。
降圧ユニットは、10Aで保護が働きますから、25Wは運用範囲内と言えます。

40分の運用で、13.2Vまで低下、この辺が正常運転の限界といえるでしょう。
今回は限界運用時間の確認ですから、このまま続けます。

はい!これが限界ですね。
出力電圧が、12Vまで低下、無線機保護を考えると、この辺が限界値と思われます。
通常の連続運転で、50分が限界ですね。
災害時の非常運転では、5Wで届く範囲のカバーとなりそうです。
それにしても、このバッテリー50Whの出力が限界と言う事は、電圧13V平均と考えて、
4Ah弱となります。
バッテリーそのものは、公称 18Vで6Ahの製品です、DC-DC変換で
損失していると言っても、4Ah弱しか放電できない事になります。
この数値って良いのか悪いのか・・・
前に測定したところでは、実質5Ahの製品そうなので、この辺が互換バッテリーの
現状と言えるでしょう。

今回、アンテナは使わずに、ダミーロードで実験しました。
純抵抗50Ω、25Wの電力を全て熱として消費します。
ところが・・・すっかり忘れてました。
このダミーロード「定格電力:15W(AVG)、100W(PEAK)」
25Wで常時使える定格ではありませんでした、触ってみるとチンチンに熱くなってました。
ヤバかった!

クールダウンして、性能評価を行いましたが、大丈夫そうです。
壊れて無くて良かった。
壊れてたら、無線機までダメージを受けるところでした、注意せねば!

無線

Posted by papas