ヘルメット修理

ヘルメットあるあるの修理です。
ヘルメットの素材は、FRP(繊維強化プラスチック)やカーボンで外部を成形して、
衝撃吸収に発泡スチロールが使われてます。
その上に、内装が入って完成品なのですが、前回「内装」の取替を行いました。
そのときに、パットを外したのが原因かもしれませんが、縁ゴムが外れてしまいました。
で!今回は、その手直しです。

「CT システムパッド 20mm」を外した直後は綺麗ですが・・・

パットをはめ込んだ後に、少しずれてるのがわかります。
劣化ですから、いずれはこうなったんですが、接続部分が剥がれてます。
このまま、装着して走ったら見事に外れてしまいました。

パット固定用の部品がこの縁ゴムと一緒に接着されてます。
途中まで剥がして、接着剤を付けて圧着してみました。

使った接着剤は、これです。
よく見る接着剤、お値段も安く手頃ですが、これをお使いの皆さん、
接着方法を間違えて、本来の強度が出ていない場合が多いようです。
キモは、最初に接着部分の双方に接着剤を塗り、5分~10分乾燥させて圧着する事。
写真右上のNET.20ml の上に使用上のポイントが書かれてます。
乾燥させる工程を行わずに利用されてい人が多いようです。

何を使うにも、取扱説明書はしっかり読み込むべきですね。
今日もヘルメットを使いましたが、剥がれる事無く使えてます。

乗り物

Posted by papas